【パーキンソンの法則】「時間」と「お金」を増やす秘訣とは？？

パーキンソンの法則をご存知でしょうか？

パーキンソンの法則は、人間は時間とお金をどのように使う傾向があるのかを示しています。パーキンソンの法則を意識して、時間とお金を有効的に使っていきましょう。

目次
1. パーキンソンの法則
2. 時間とお金の有効的な活用
3. まとめ

パーキンソンの法則

パーキンソンの法則とは

第1法則
仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する。

第2法則
支出の額は、収入の額に達するまで膨張する。

簡単に言うと・・・

パーキンソンの法則は、「時間とお金は、あるだけ使ってしまう」ということを示しています。

第1法則は仕事と時間、第2法則はお金について示しています。

提唱者

英国の歴史・政治学者であるシリル・ノースコート・パーキンソン氏が、1958年に著書『パーキンソンの法則：進歩の追求』で提唱しました。

時間とお金を有効活用！！

パーキンソンの法則は、「時間とお金は、あるだけ使ってしまう」ということを示しています。

パーキンソンの法則を意識して、時間とお金に対する考え方を見直すことで、時間とお金を有効的に使うことができるようになります。

それではパーキンソンの法則を意識して、何をすれば、時間とお金を有効的に使うことができるようになるかをみていきましょう。

時間とお金の有効的な活用

「時間」の有効的な活用

やることをリストアップする

・具体的に、やることをリストアップしましょう。

より具体的にしていくことが重要です。具体的であれば、やることを見ただけですぐに理解して、取り掛かることができます。

曖昧であれば、何をするのかが良くわからなく、その都度考えなければならなくなります。

・「すぐにやる必要があること」「やる必要があること」などで、優先順位を考えましょう。

やることを書き出していると、どんどん数が増えていきます。全てやろうとすればキリがありません。「これはやる必要ないな、重要ではないな」というものは、やらないと判断することが大切です。

期限と目標を定める

・期限は、時間単位で区切るようにしましょう。内容によっては、もっと短い分単位などで区切るのもよいでしょう。

パーキンソンの法則が示すように、時間はあるだけ使ってしまいます。1日単位など長い区切りだと、「今日はまだ時間があるから、もうちょっと時間を使おう」と思って、結果として時間を有効活用できなくなってしまいます。もちろん、会社や学校の先生が決めた期限よりも、もっと短い期限を定めます。

・目標は、「ひとまず、これができればOK！！」というように、最低限の目標にしましょう。

他にもやることは幾らでもあります。一つのことに執着しないことが大切です。

目標達成で終了する

・期限よりも早く目標をクリアしたら、そこで終了しましょう。

期限という時間を基準に終了するのではなく、目標クリアを基準に終了することが大切です。パーキンソンの法則が示すように、時間はあるだけ使ってしまい、時間を有効に使えなくなりますからね。

完璧より完了を心がける

・「ひとまず、これができればOK！！」「60点でOK！！」といったことを心がけましょう。

クオリティにこだわると、いつまでたっても終わりません。精神的なストレスにもなります。完了させることを最優先にしましょう。

「お金」の有効的な活用

収入と支出を把握する

・「今月はいくら使ったのか」「毎月いくら使っているのか」を書き出して把握しましょう。

「今日はお菓子にいくら使った」などの細かい部分だけを見る前に、まずは全体を把握することで、その中から大きな無駄を見つけていくことが大切です。

一定額を貯蓄する

・月収の一定額を貯蓄して、あるだけ使ってしまうことを防ぎましょう。

財布には一定の最低限の現金のみ入れておくというのも良いでしょう。

支出の基準を作る

・お金を使うのは「本当に必要なもの、長く使えるもの」などと、基準を作りましょう。

セール買い・とりあえず買い・衝動買いに注意！！

「日用品でそのうち必要だし、すごい安いから、とりあえずたくさん買っておこうかな」などと安易に買うのではなく、自分の基準を決めておき、その基準通りに買い物しましょう。

予算計画を立てる

・毎月必要な分、趣味で使う分など、計画を立てましょう。

特に車購入などの大きな支出には、同時にそれなりの維持費がかかってくるものが多いので、注意しましょう。

見栄を張らない

・見栄を張ることなく、身の丈に合った生活をしましょう。

パーキンソンの法則が示している「時間とお金は、あるだけ使ってしまう」ということを意識して、時間とお金を有効的に使っていきましょう。

まとめ 

パーキンソンの法則

--- パーキンソンの法則とは ---

第1法則：仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する。

第2法則：支出の額は、収入の額に達するまで膨張する。

簡単に言うと、パーキンソンの法則は、「時間とお金は、あるだけ使ってしまう」ということを示しています。

・パーキンソンの法則を意識して、時間とお金に対する考え方を見直すことで、時間とお金を有効的に使うことができるようになります。

時間とお金の有効的な活用

---「時間」の有効的な活用 ---

・やることをリストアップする。

・期限と目標を定める。

・目標達成で終了する。

・完璧より完了を心がける。

---「お金」の有効的な活用 ---

・収入と支出を把握する。

・一定額を貯蓄する。

・支出の基準を作る。

・予算計画を立てる。

・見栄を張らない。