【ジラードの法則】「世界No.1のセールスマン」が大切にする考えとは？？

ジラードの法則をご存知でしょうか？ジラードの法則は、一人一人を大切にすることの重要性を示しています。

それでは、ジラードの法則についてみていきましょう。

目次
1. ジラードの法則
2. ビジネスにおける活用
3. まとめ

ジラードの法則

ジラードの法則とは

1人の人は、平均で250人の人とつながっている。

1人に対して行ったことは、250人に伝わる可能性があるということです。

世界ナンバーワンのセールスマンが提唱

提唱者は、自動車の営業マンであり、世界ナンバーワンのセールスマンと言われるジョー・ジラード氏です。

ジラード氏は、250人という数は結婚式や葬式に呼ばれる人数であると言っています。そこから、「1人の人は、平均で250人の人とつながっている」ということを導き出しました。

著書『私に売れないモノはない！』で、この法則を説いています。

ジョー・ジラード氏の実績

12年連続で世界ナンバーワン(1966年～1978年)
自動車営業マンであるジラード氏は、12年連続で世界ナンバーワンのセールスマンであり、ギネスブックに認定されています。

35歳の時、自動車営業マンに
40もの職を転々とした後、35歳の時に米国ミシガン州のシボレー販売店に就職しました。その後３年で営業成績トップになったのです。

15年間で、13,001台販売！！
法人向けの一括販売ではなく個人向けの販売で、15年間で13,001台の自動車を販売しました。
・1日平均　6台
・1日最高　18台
・月間最高　174台
・年間最高　1,425台
・15年間　13,001台

ジラード氏は、「1人の人は、平均で250人の人とつながっている。」ということを常に意識して営業活動していたのです。

では、ビジネスにおいて、ジラードの法則をどのように生かしていくことができるかをみていきましょう。

ビジネスにおける活用

ジラードの法則は、「1人の人は、平均で250人の人とつながっている」ですよね。1人に対して行ったことは、多くの人に伝わる可能性があるということです。

ジラードの法則を踏まえて何をすればよいかを紹介します。

1人を満足させること

お客さん1人は、多くの人とつながっています。1人を満足させることで、その事が多くの人に広まっていきます。

1人を満足させることができなければ、多くの人を満足させることは不可能でしょう。

情報収集

お客さんを満足させるには、お客さんが何を求めているのかを知る必要があります。

お客さんのことをよく聞くことが大切です。

種まき

先ずは、お客さんに知ってもらうことが大切です。

名前を覚えてもらう。自分を知ってもらう。商品を知ってもらう。

誠実さ

自分の実績のために嘘をついたり誇張した説明は、不満やクレームとなり、多くの人に広まっていきます。

お客さんを大切にして、好かれることが大切です。この人から買いたいと思ってもらえるようになることです。

自利利他(じりりた)、我利我利(がりがり)という言葉があります。

自利利他(じりりた)・我利我利(がりがり)

自利利他・・・自分が幸せになりたければ相手を思いやること

我利我利・・・自分の幸せだけを求めること

アフターサービス

販売後もお客さんを満足させることが大切です。リピーターになってもらうのです。

丁寧に謝罪する。すぐに対応する。

職場の人を大切にすること

職場の人の協力があって、お客さんを満足させることができるのです。社内営業という言葉がありますよね。

多くの数

多くの人に名前を覚えてもらう。多くの人に知ってもらう。

誰よりも多くの数をこなす。

1人に対して行ったことは、多くの人に伝わる可能性があることを意識して行いましょう。

まとめ

ジラードの法則

・ジラードの法則とは、「1人の人は、平均で250人の人とつながっている。」というものです。

・1人に対して行ったことは、250人に伝わる可能性があるということです。

・提唱者は、自動車の営業マンであり、世界ナンバーワンのセールスマンと言われるジョー・ジラード氏です。

ビジネスにおける活用

・1人を満足させること
1人を満足させることで、その事が多くの人に広まっていきます。

・情報収集
お客さんを満足させるには、お客さんが何を求めているのかを知る必要があります。

・種まき
先ずは、お客さんに知ってもらうことが大切です。

・誠実さ
お客さんを大切にして、好かれることが大切です。

・アフターサービス
リピーターになってもらうのです。

・職場の人を大切にすること
職場の人の協力があって、お客さんを満足させることができるのです。

・多くの数
誰よりも多くの数をこなす。